文学 美術 音楽 旅行についての鶴岡万弓の日記

近代、現代初頭の文学と、彫刻、絵画、浮世絵、建築などの美術が大好き。音楽ならクラシック!旅も好き!(現在、オーボエ専攻の学生です) それらの大好きな芸術に関して思ったことや、旅の事を記録として残しておこうと思いました。 そうして、同じ趣味を持つ方と繋がれたら嬉しいな、と思いブログを始めました!旅の記録は、どなたかの役に立ったり、「行ってみたい」と思わせるほどにその土地の魅力を伝えられれば、幸いです🌷

夢野久作『ドグラ・マグラ』の可能性考察 現在の結論は16通り

ドグラ・マグラ』を読んだのは、大学三年の試験後すぐ。

ずっと読みたくて、少しずつ読み進めていたのだけれど、作中で大幅に動く時間軸に振り回され、「これはまとめて読まないと分からない…!」と気づき、試験後に一気に読む決意をしたのを今でもよく覚えています😂

 

試験後、一日中読み続ける日もあり、最後の方は徹夜して朝3時か4時頃だった記憶…6日間で一気に読みました。(何してるんだ私😂)

 

結局あれは、何通りもありますよね。現在の結論から言うと、16通り考えられました。

①胎児の夢説(これは心理遺伝がある事が前提)
*1)呉一郎、もしくは呉モヨ子の子供(第一世代とする)の胎児の夢。 2)彼らを祖先に持つ第二世代以降の胎児の夢 の2パターン。

②精神実験された主人公の手記(作中に出てくる『ドグラ・マグラ』を読んでる)説 (これは「心理遺伝を確かめる実験」なので心理遺伝の有無は、前提条件に含まれない)

*②において、1)主人公が本当に心理遺伝を持っていた場合と、2)無関係な人に思い込ませたらどうなるか、という実験の被験者 の2パターンがある。

 

2)の場合、主人公は、心理遺伝がある、と言い聞かされて、そういう症状が出るのか、という実験をさせられてる被験者(本人とは無関係な心理遺伝が、思い込みによって発症するのか、ということ。ブアメードの血という実験のように、思い込みで、症状が現れるかの実験。

*ブアメードの水滴実験も真偽不明らしいですが、例えとして出しています。)

③正木博士のその観察記録説

*ここでも②と同じ1)2)が言えます。

 

なので、今の私が覚えている可能性だけでも、基本が6通り。②にモヨ子ちゃんを加えれば、(彼女が心理遺伝をもっている、持っていない無関係な人。という組み合わせを入れると)、②1)2)の合計は4通り。

③も同様に4通り。(彼らの博士による「記録」なので、同じパターンになる)

②より、主人公等の「心理遺伝を持っているか、持っていないかの組み合わせパターンは4つ」と分かったので、①胎児の夢の1)2)も同様に4パターンずつ考えられる。(それぞれのパターンの、胎児の夢になるので)

したがって、

①1) 4パターン、2) 4パターン

②4パターン

③4パターン 合計16通り(計算合ってるかな…)

 

そして正木博士は一体どうなったのか…

これについては、読書中、起きた出来事の時系列をメモしておけばよかった…!!と後悔しています😢

自殺か逃亡か?

 

時系列整理のために、また読み直さないといけないですね😂チャカポコチャカポコ…ブウウウーーーーンンン…いつかまた読もう…

ドグラ・マグラ』について話せる方を、探しています!

もし、この記録を読んで気になった方がいらっしゃれば、ぜひコメントください!!色々な考察とその根拠が知りたいです!!