文学 美術 音楽 旅行についての鶴岡万弓の日記

近代、現代初頭の文学と、彫刻、絵画、浮世絵、建築などの美術が大好き。音楽ならクラシック!旅も好き!(現在、オーボエ専攻の学生です) それらの大好きな芸術に関して思ったことや、旅の事を記録として残しておこうと思いました。 そうして、同じ趣味を持つ方と繋がれたら嬉しいな、と思いブログを始めました!旅の記録は、どなたかの役に立ったり、「行ってみたい」と思わせるほどにその土地の魅力を伝えられれば、幸いです🌷

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

彫刻は『陰翳礼讃』な『魔法人形』/12月のパリ旅行①

私が初めて感動したのは、絵画。という話は以前しました。今回は現在、最も惹きつけられている彫刻について。 12月の旅については、時系列にして別に記録を書きたいと思いますが、導入として必要なので、少し触れておきます。 2022年12/14-21、私はパリへ、…

ニーチェと萩原朔太郎の芸術論から発展して③ファンタジーが含まれる「信念」の芸術

【気づいたきっかけ】 モーツァルトのコンチェルト(第一楽章)を改めてさらっている時、やはり上手くイメージが掴めず、イメージ整理のために紙に書き出していました。以下、2023年2月18日のメモです。発想の経緯がうかがえます。 子供みたいに無邪気。開けた…

ニーチェと萩原朔太郎の芸術論から発展して②「気分」の芸術

前回で大分、前置きとして必要な説明はできました。今回から本題。 【主観の芸術を更に分けて、「気分」の芸術と、「感情」の芸術(狭義)】 朔太郎さんの言う「主観/感情の芸術」という括りでは、私には広すぎました。それに気づいたきっかけが、モーツァルト…

ニーチェと萩原朔太郎の芸術論から発展して、「気分」の芸術、「感情」の芸術、「理論」の芸術、「信念」の芸術

モーツァルトのオーボエ協奏曲KV314を練習していて、タイトルの芸術の方向性を考えつきました。 この曲は、オーボエ奏者にとって一生関わる曲です。何故なら、オーディションやコンクールで必ず吹かなければいけない曲だからです…。 そして私はモーツァルト…